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進学や就職などで実家から独り立ちし、賃貸住宅で1人暮らしをはじめる方も多いですよね。
最近はスマートフォンの普及により、賃貸住宅では固定電話を設置しないという方も多いようですが、固定電話がないと困るのではないかと不安な方もいるはず。
そこで今回は賃貸住宅への引っ越しをお考えの方に向け、固定電話を設置するかしないかを検討するうえで知っておきたい固定電話の種類をはじめ、固定電話を設置するメリット・デメリットをピックアップ!
賃貸住宅で1人暮らしをはじめる方におすすめの情報をまとめていますので、固定電話の設置を迷っている方は、ぜひご一読ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸住宅で設置する?しない?固定電話サービスの種類をチェック!

賃貸住宅に固定電話を設置するかしないか決める前に、固定電話の種類について知っておくのも大切です。
固定電話と呼ばれるものには、おもに以下の3種類が挙げられます。
それぞれの種類によって特徴があり、基本料金やプランにも違いがあるので、自分に合った種類を選ぶとよいでしょう。
固定電話サービスの種類①NTT加入電話
NTT東日本とNTT西日本が提供する固定の有線電話サービスです。
電話加入権を利用するアナログ回線と、デジタル(ISDN)回線の2種類から選べます。
アナログ回線は1本の電話回線で1通話のみ利用可能。
デジタル(ISDN)回 線は電話とインターネットを同時に利用、または1本の電話で同時に2通話まで利用でき、電話番号も2番号まで設定できます。
固定電話サービスの種類②IP電話
インターネット回線を利用した固定電話サービスで、インターネット回線を契約していればとくに工事なしで固定電話が利用できます。
遠方でも近隣でも通話料金が一定で割安、さらにNTT加入電話より安い基本料金で利用できるのが魅力です。
固定電話サービスの種類③直収型電話
直接通信会社と契約する固定電話サービスを直収型電話と呼び、SoftBankの「おとくライン」、auやNTTフレッツ光で提供する「ひかり電話」などがこれにあたります。
それぞれ違う会社が提供しているとはいえ、いずれもNTTの電話回線を利用しているため回線が比較的安定しているのがポイント。
それでいて基本料金や通話料はNTT加入電話より割安のため加入しやすく、スマートフォンなどを契約している携帯電話会社の固定電話サービスを選べば、それぞれの会社が独自で展開している優遇サービスを受けられる場合もあります。
賃貸住宅で設置する?しない?固定電話を設置するメリットとは?

固定電話サービスの種類を把握したところで、賃貸住宅に固定電話を設置するメリットを挙げてみましょう。
以下のメリットが自分のライフスタイルにプラスとなるなら、固定電話を設置するのもおすすめです。
固定電話設置のメリット①災害時に緊急電話がつながりやすい
賃貸住まいであっても、固定電話は災害時や緊急時のインフラとして、とても優秀。
インターネット回線が混雑して携帯電話やスマートフォンでの電話がつながりにくいときでも、固定電話は比較的安定してつながりやすいのは大きなメリット。
地震が多い日本では予期せぬ大地震などの災害時、家族と連絡がとりやすい固定電話があると安心ですよね。
固定電話設置のメリット②利用料・通話料が安い
スマートフォンの契約にもよりますが、固定電話は基本的にスマートフォンに比べて通話料金が安いのがうれしいメリット。
通話料金を気にせず長電話したい方や定期的に実家の固定電話と頻繁に通話するなら、固定電話を設置しておくと安心かもしれません。
固定電話設置のメリット③防犯機能による安心感がある
スマートフォンに押され気味の固定電話ですが、防犯機能は日々進化しています。
繰り返しかかってくる迷惑な電話番号や非通知設定の電話を着信拒否したり、自動録音機能などで振り込め詐欺を未然に防ぐ対策を強化したり。
そうした機能に安心感を求めるなら、賃貸住宅でも固定電話を設置するとよいでしょう。
固定電話設置のメリット④社会的な信用度が上がる
「固定電話があると社会的信用度が上がる」というのも定説となっているメリットの1つ。
以前には、固定電話がないとマイホームを購入できない時代さえありました。
最近はそれほど厳しいこともなくなっていますが、子どもがいる方は学校の連絡網のために固定電話を用意するという方も。
とくに学生の方など若い方が賃貸住宅で1人暮らしする場合では、この点についてふだんの暮らしで不便を感じることは少ないかもしれません。
賃貸住宅で設置する?しない?固定電話を設置するデメリットとは?

固定電話にはスマートフォンにはないメリットがあるようですね。
ただし場合によっては以下のようなデメリットもあるので、設置する際の検討材料としてしっかり確認しておきましょう。
固定電話設置のデメリット①使わなくても固定費がかかる
固定電話は通話料が安いのがメリットとなる反面、使わなくても固定費がかかるのがデメリット。
料金の目安としては月々2,000円程度ですが、年間にすれば数万円となるため、節約のため今まで使っていた固定電話を解約するという方も多いようです。
ただし前項で説明したとおり、インターネット回線を使ったIP電話などの契約次第では500円程度の固定費で通話料を安くすませることも可能です。
固定電話設置のデメリット②セールスやいたずら電話が多い
固定電話で煩わしいのが、頻繁にかかってくるセールス電話。
さらに振り込め詐欺や還付金詐欺などの電話も、固定電話が狙われることが多いですよね。
メリットで挙げたように固定電話の機種によってはしっかり対策できるものもありますが、固定電話を解約する方のなかには、こうした迷惑電話やいたずら電話の着信を解約理由とする方もいます。
固定電話設置のデメリット③加入や転居などの手続きが面倒
固定電話を設置するためには、加入手続きやその後の転居手続きといった手間がかかるのもデメリット。
新しく賃貸住宅に引っ越して加入するには、電話会社に設置のための連絡をして工事依頼し、プランを選んで電話機を購入しなければなりません。
さらに引っ越しするときにも、その旨の連絡と手続きが不可欠で、引っ越しで電話番号が変わる場合は周囲へのお知らせも必要となってきます。
固定電話設置のデメリット④自宅にいないと電話に出られない
こちらは固定電話の社会的信用度に関わることでもありますが、固定電話はスマートフォンなどと違い、基本的に自宅でしか着信電話をとることができません。
とはいえ最近は固定電話にかかってきた電話をスマートフォンに転送するサービスもあるので、どうしても着信を逃したくないという方はそうしたサービスを利用すれば外出中でも通話をすることができます。
ただし、そのぶん毎月の支払いにオプション料金が加算されることも承知しておきましょう。
まとめ
今回は固定電話のおもな種類と、設置するメリット・デメリットをまとめてご紹介しました。
固定電話にはNTTの加入電話のほかにも選択肢があり、料金プランもそれぞれ違うようですね。
また固定電話を設置するとさまざまなメリットがありますが、人によってはデメリットと感じることも。
これから賃貸住宅への引っ越しを予定されている方は、まずはスマートフォンだけで新生活をスタートし、その後に必要であれば固定電話の設置を申し込んでもいいかもしれません。
固定電話を設置する場合も、種類や契約内容によってデメリットをメリットに変えることもできそうなので、よく検討してみるとよいでしょう。
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