「2人入居」と「ルームシェア」の違いは一緒に住む相手との関係性です。
部屋を探すときに「2人入居」「ルームシェア」の項目を見かけたことはありませんか。
夫婦はどちらに該当するのか。友人と2人で住みたいけれど、2人入居可の物件はダメなの?と疑問があると思います。
それぞれの違いやなぜ区別があるのかを解説します。
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子どものいない夫婦は「2人入居可」の部屋に住めます。
夫婦という婚姻関係があるため、ルームシェアに該当しません。
夫婦は結婚をしているため別れる心配や、トラブルが少ないためです。
2人入居可の条件として夫婦や兄弟、親戚との入居を想定しているのは、家賃支払いの遅延などのトラブルが少ないためです。
2人入居可の物件とはどのような物件なのか、カップルはどうなるのか、などそれぞれ解説をします。
2人入居可とは
「2人入居可」とわざわざ記載がある場合は、1人暮らし向けのワンルームなどの部屋を大家さんが2人での入居を許可している部屋です。
ワンルームは1人暮らしを前提にしている構造のため、生活音のトラブルなどを考慮し、同棲などを目的としては部屋を貸してもらえない可能性もあるため注意しましょう。
結婚を前提にしているカップルは?
結婚を前提に付き合っているカップルは、交渉次第で「2人入居可」の部屋に住める場合があります。
カップルは別れる可能性が夫婦より高いため、同棲を目的として「2人入居可」の部屋を借りるのは基本的には断られる可能性があります。
同棲を隠し、部屋を契約した場合、契約解除になるため正直に伝えましょう。
婚約をしている、入籍日が決まっているなど、近々夫婦になりますと証明ができれば、交渉次第で「2人入居可」の部屋を貸してくれる大家さんもいます。
子どもが生まれたら?
子どもが生まれたら、「2人入居可」の部屋に住み続けるのは契約内容にもよりますが、断られるケースもあります。
「2人入居可」は1人暮らし向けの造りの部屋が多く、子どもの騒ぐ声、足音などで近隣トラブルが想定されるためです。
契約内容で子どもが生まれても特別に届け出が必要ないとされていれば、そのまま住み続けることができます。
出産の予定がある場合は、大家さん、管理会社へ連絡し確認をしましょう。
そのまま住み続ける場合は近隣トラブルを事前に防ぐためにも、近隣の住人への挨拶をおすすめします。
2人入居不可の部屋に2人で住んだらどうなる?
2人入居不可の部屋に2人で住んだ場合、契約違反になり契約解除になります。
1人暮らしを前提として加入している保険も適用外になるため、万が一のトラブル時に保険がおりずに大きな損害が発生するリスクがあります。
1人暮らし向けのワンルームなどの部屋の場合は「2人入居可」であることを確認し部屋を選びましょう。
友人との同居はルームシェア~2人入居との違いは?~
友人との同居は「ルームシェア可」の部屋を探しましょう。
友人との同居は支払いの遅延や住人間トラブルを避けたい大家さんが多く、友人と2人で住む場合「2人入居可」の部屋には住めない可能性が高いです。
ルームシェアとは、2人入居との違いは、などについて解説をします。
ルームシェアとは~2人入居との違い~
ルームシェアは1つの賃貸の部屋を友人や先輩後輩など、血縁関係のない人と一緒に借りて住みます。
2人入居可の部屋と異なり、契約時には一緒に住む人それぞれの契約、連帯保証人が必要です。
ルームシェアをするにあたり、同居人と生活する上でのルールを事前に決めておくといいでしょう。
トラブルを回避し、良好な生活が送れます。
シェアハウスとは違うの?
「シェアハウス」も近年、バラエティー番組などの影響でよく聞く言葉ではないでしょうか。
ルームシェアとシェアハウスは同じように聞こえますが、2点の違いがあります。
●部屋または一軒家なのか
●契約、運営方法
シェアハウスは一軒家すべてが専用の施設なのに対し、ルームシェアは賃貸の1部屋です。
契約方法もシェアハウスは運営会社と一定のルールの中での審査を通して契約、運営は管理会社などが存在するのに対し、ルームシェアは賃貸の1部屋を一緒に住む人たち各々で契約が必要です。
自分の希望とする部屋がどちらに該当するのか確認をしておきましょう。
ルームシェア対象の部屋は少ない
「2人入居可」の物件に比べ、「ルームシェア可」の物件は少ない印象です。
理由としては家賃の滞納や住人間のトラブルを大家さんが危惧しているためです。
探すのが難しい場合は、部屋を探す際、最初から「ルームシェア」の部屋を探していると伝え、同居予定の人それぞれの収入などを証明できるものを用意しておくといいでしょう。
大家さんや管理会社にとっても安心材料となり、交渉がしやすいです。
2人入居とルームシェア~同じ「2人」でも違うその意味は?~
2人で住むにもかかわらず、なぜ「2人入居可」と「ルームシェア不可」に分かれる意味があるのでしょうか。
入居に関しての制限と家賃支払いの持続性の有無がかかわってきます。
契約方法もそれぞれで変わってくるため、確認しましょう。
入居に関して制限がある意味は?
大家さんや管理会社は、トラブルや家賃の支払いの滞納を危惧しているためです。
部屋を貸しているにもかかわらず家賃が入らないのは空室と同じ状況で、それ以上にトラブルを解決するための費用、労力がかかってきます.
それらを回避するために、2人入居とルームシェアでは住人2人の関係性に制限があります。
2人入居は血縁関係や親族など近しい人が対象になるのに対し、ルームシェアは知人や先輩後輩など、血縁関係がない人たちが対象になります。
部屋を探す際は自分たちがどちらに該当するのかを確認し、必要に応じて収入を確認できるものなどを用意しておくと良いでしょう.
家賃滞納を危惧される意味は?
2人入居可の部屋に対し、ルームシェア可の部屋は家賃を滞納する可能性がより危惧されます。
2人入居の場合は夫婦や兄弟などの親族が入居対象のため、関係の破綻は少なく、どちらからかの家賃が突然途絶える心配も少ないです。
ルームシェアは友人同士など赤の他人の関係のため、喧嘩などのトラブルで片方が出て行ってしまい、家賃の支払いが止まるためルームシェアができる物件が限られてきます。
自分たちの収入にあった家賃の部屋を探しましょう。
トラブル回避のためにも生活においての細かいルールから、同居の期間、どちらかの都合でルームシェアをやめるためのルールなどを事前に話し合うのをおすすめします。
契約に違いは?
契約の仕方は2人入居、ルームシェアをする場合で異なります。
2人入居は夫婦などの近しい関係性の場合のため、代表者1名との契約になります。
同棲などで2人入居を認められた場合はそれぞれに契約、連帯保証人が必要になる場合もあるため、事前に確認が必要です。
ルームシェアの契約は入居者それぞれとの契約、連帯保証人が必要になるため、事前に連帯保証人の選定や必要書類をそれぞれに用意必要があります。
まとめ
2人入居とルームシェアは似ていますが、入居者の関係性や契約の方法など違いがありました。
部屋を探す際は、自分たちがどのような関係性なのかを明確にさせ部屋探しを進めましょう。
同居人とのトラブルを防ぐためにも事前にルールを決め、部屋探しをすると交渉などもスムーズにいく場合もあります。
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