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進学や就職など、この春からアパートやマンションなどの賃貸物件で1人暮らしをはじめる方も多いですよね。
初めての賃貸物件暮らしは、実家暮らしとは何かと勝手が違って戸惑うこともあるでしょう。
そこで今回は賃貸物件暮らしで必要となる1人暮らしの生活費について特集!
「家賃のほかに毎月支払う共益費や管理費ってなんで必要なの?」「毎月の固定費はどれくらい?」といった基本的なポイントに加え、賃貸物件を借りる際の家賃の決め方もお届けしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件暮らしに必要な生活費の目安①共益費・管理費とは?

賃貸物件を借りると、家賃のほかに共益費・管理費が加算されている場合があります。
ここでは共益費や管理費が具体的にどのようなものなのか詳しく見てみましょう。
賃貸物件で毎月支払う共益費は、物件全体の設備や外観の修理・修繕に充てられるお金です。
具体的には経年劣化による外壁や屋根の修理・修繕、それらの劣化を防ぐための塗装費用、オートロック設備に関わる費用など、共用部分の設備にかかる費用が共益費に当たります。
対して管理費という名目で支払うお金は、物件の管理に必要となるもの。
具体的には物件オーナーが不動産会社に管理を委託する費用や、賃貸物件それぞれの部屋の給湯器やインターホンなどの修繕費などに充てられます。
アパートやマンションなどの賃貸物件にはたくさんの人がそれぞれ部屋を借りて生活しているので、住人みんなで共益費・管理費を出し合って、快適な住まい環境を維持しているのですね。
従って共益費・管理費は設備が充実していたり、外観がきれいだったり、掃除などの管理が行き届いていたりする物件ほど負担金額が大きくなる傾向と考えてよいでしょう。
とくに女性であれば、最新のオートロックシステムなどセキュリティ設備を重視している賃貸物件は心強いもの。
ただし築年数が古く家賃が割安な物件でも、共益費・管理費が高めに設定されていることがあるので要注意!
このケースでは建物などの劣化が進んで修理・修繕などに充てるべき費用が大きくなっていることも。
どちらにしても共益費・管理費は、快適な住環境づくりや維持のために必要なもの。
家賃以外にかかる費用を抑えたいがために、共益費・管理費の安い賃貸物件を選ぶと、設備の故障に対する対応や管理の甘さなどに悩まされないとも限りません。
賃貸物件を選ぶときには金額の安さだけでなく、支払う共益費・管理費に見合った管理体制かどうかに着目して選ぶといいかもしれません。
賃貸物件暮らしに必要な生活費の目安②毎月のおもな固定費は?

続いて賃貸物件で1人暮らしする場合の生活費のなかから、毎月必要となる固定費をピックアップしてみましょう。
必要な費用の目安となる、それぞれの項目と大まかな金額は以下のとおりです。
家賃 5万円から8万円
1人暮らしの毎月の固定費として、いちばん高額となるのは家賃でしょう。
家賃は東京都内で1人暮らしする場合と地方では大きく変わってくるので、金額は参考まで。
東京都内でも駅から遠い賃貸物件を選べば家賃が抑えられますし、地方でも広い間取りや好条件の賃貸物件を選べば家賃の割合は高くなるでしょう。
光熱費 0.8万円から1.2万円
光熱費には電気・ガス・水道の料金が含まれます。
日当たりのよい部屋では冬の暖房費が抑えられる代わりに。夏の冷房費がかさむことも。
日中、在宅する時間や自炊するかしないか、お風呂やシャワーの使い方によっても変わってくるので、ご自身の生活スタイルや1年を通した固定費サイクルなども考えて予算を立てましょう。
通信費 1万円から1.5万円
1人暮らしでは部屋にWi-Fiを繋いでも、スマホの通信を駆使しても、それなりに費用がかかりますよね。
快適な通信環境はほとんどの方にとって必須条件となっているため、固定予算にきっちり組み込んでおきましょう。
通学の交通費 1万円くらい
学生であれば通学のための定期代も必要となります。
学校から遠い場所に1人暮らしすると、毎月の固定費がかさむので要注意!
ただし会社員の方なら通勤のための交通費は勤め先から支給されるので、固定費として組み込む必要はありません。
食費 2万円から3万円
毎月の食費の支出額も生活スタイルによってまちまちですが、ほとんどの場合、3万円くらい確保しておけば問題ないでしょう。
外食が多い場合は食費が高くなりがちなので、その分も考慮しておくと安心です。
交際費・娯楽費 3万円から4万円
食事会や飲み会などの交際費として1万円程度。
さらに休日のお出かけや旅行、映画鑑賞など趣味にかける費用もプラスしましょう。
人によっては美容院やネイル、エステなどの費用もこちらに含まれます。
1人暮らしの家賃以外の固定費は最低でも7万円から8万円くらい必要!
上記の項目のうち家賃を除いて計算してみると、7万円から8万円くらいは必要のようですね。
もっと正確に生活費を知りたい方は、ご自身の生活スタイルに当てはめながら計算してみるとよいかもしれません。
賃貸物件暮らしに必要な生活費の目安③家賃を決める目安とは?

賃貸物件で1人暮らしする場合の家賃の目安として、何十年も前からよく聞かれるのが月収の30%くらいという説。
しかし時代の変化や考え方の多様化によって、今では「月収の25%くらいに抑えた方がよい」という意見や「月収の30%を超えてもゆとりをもって暮らせる」という意見もあります。
ここでは家賃を決める目安として月収と家賃のバランス別に、それぞれの暮らし方を見てみましょう。
家賃を月収の20%程度とする場合
月収に対する家賃の割合を20%とする場合、たとえば月収が30万円であれは、家賃支出は6万円になる計算です。
1人暮らしにおける生活費のうち、家賃の占める割合は大きいものです。
そのためできるだけ家賃を安く抑えたいと考える方もいるでしょう。
通常より家賃の支出を抑えることで、上記で挙げた固定費や貯蓄に回せる金額に余裕が生まれるメリットがあります。
ただし家賃を抑えると思いどおりの間取りやエリアの選択肢が限られるため、暮らしやすさにこだわる方は物件探しが難航する可能性もあります。
家賃を月収の30%程度とする場合
月収に対する家賃の割合を30%とする場合、たとえば月収が30万円であれは、家賃支出は9万円になる計算です。
「家賃の負担を増やしたくないけれど、暮らしやすさも外せない」という方は、やはり30%くらいを家賃の目安としているようです。
月収30万円の例では、その他の固定費と合わせても月収の半分くらいが生活費となり、急な出費や貯蓄などにも対応できそうです。
家賃を月収の30%以上とする場合
月収に対する家賃の割合を35%とする場合、たとえば月収が30万円であれは、家賃支出は10.5万円になる計算です。
通常より家賃の占める割合が多くなっても、日当たりがよい物件で暖房費を節約したり、近隣に安いスーパーを見つけたりして、賢く収支バランスをとっている方も。
どうしても住みたい物件の家賃が高めであれば、その他での節約を工夫してみるのもアリかもしれません。
まとめ
賃貸物件で1人暮らしをするための生活費については、参考になったでしょうか?
1人暮らしをしようと思ったら、まずは家賃をはじめ固定費の目安を把握することから。
計画的に、より快適に、憧れの1人暮らしをぜひ満喫してくださいね。
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